ホワイトニングは、さまざまな層に支持されている審美歯科治療です。
昔は芸能人の方などが行うイメージでしたが、近年はそのようなイメージもなくなりました。
では、こちらの治療については、どういったきっかけで始める方が多いのでしょうか?
今回は、きっかけとして特に多いケースについて解説したいと思います。
ホワイトニングを始めるきっかけとして多いケース
ホワイトニングは、年齢制限を満たし、歯や歯茎などに特に問題のない方であれば、すぐにでも始められる治療です。
こちらを開始するきっかけとしては、以下のケースが多く見られます。
・結婚式がある
・イベントに参加する
・接客時の印象を良くしたい
・周囲と比べて歯が黄色い
・コーヒーを飲む機会が多い
・差し歯を入れる
結婚式がある
自身の結婚式を行うことが決定し、それをきっかけにホワイトニングを始めるというケースは多いです。
結婚式は、新郎新婦にとっての晴れ舞台であり、参列する方からは多くの注目が集まります。
そんなとき、ホワイトニングで白い歯を手に入れていれば、参列者の印象は良くなりますし、白い衣装との相性も良くなります。
また、結婚式で撮影する写真は、一生残る大事な宝物です。
そのような写真を黄色い歯で撮りたくないという方も、ホワイトニングを希望することがあります。
ちなみに、家族や友人の結婚式に参列する方が、「キレイな状態で参列したい」と感じ、ホワイトニングを受けることも考えられます。
イベントに参加する
結婚式以外にも、自身の見た目を気にするイベントは存在します。
例えば、好きな芸能人のサイン会、好きなアーティストのコンサートといったイベントです。
特に、ファンクラブ限定のサイン会などは、好きな芸能人の近くで話をすることができるため、こちらに参加する方は、「できるだけキレイに見られたい」ということがきっかけで、ホワイトニングを受けるケースも少なくありません。
接客時の印象を良くしたい
顧客と接する機会の多い職業に就いている方は、世の中にたくさんいます。
例えば、店舗で働く接客業の方や、営業の方などは、間近で顧客と話す機会も多く、目と目をあわせて会話するため、顔の印象がとても大事になってきます。
このような職業に就く方の中には、「もっと接客時の印象を良くしたい」と考え、ホワイトニングに踏み切る方もいます。
また、顧客と接することが多い職業の方は、口臭を改善する目的でも、ホワイトニングを受けたいと考えることがあります。
歯科クリニックでホワイトニングを行う際は、まず口内の状態を確認します。
虫歯や歯周病がないかを確認し、口内をクリーニングすることで、ブラッシングだけでは取りづらいプラークや歯石もキレイに除去するため、ホワイトニングがきっかけで口内の健康状態を見直すきっかけになり、こちらが口臭の軽減にもつながります。
周囲と比べて歯が黄色い
家族や友人と写真撮影などを行ったとき、自身の歯が周囲と比べて黄色いことに気付き、それがきっかけでホワイトニングをするという方もいます。
自身の歯が黄色いかどうかは、よっぽど黄ばんでいなければなかなか気付けません。
また、家族や友人の中に、すでにホワイトニングを受けている方がいるというケースあり、このような場合はより自身の歯の黄色さが際立ってしまいます。
コーヒーを飲む機会が多い
コーヒーは、色素が歯に沈着しやすく、黄ばみの原因となる飲み物の一つです。
また、ホワイトニングを行う方の中には、歯の黄ばみは気にならないものの、普段からコーヒーを飲む機会が多く、着色しやすい環境であることから、悪化する前にホワイトニングをしようと考える方もいます。
ちなみに、歯の着色は、コーヒーだけでなく、紅茶やお茶、赤ワインやカレーなどを頻繁に摂取することでも起こります。
このような方も、黄ばみがひどくなる前にホワイトニングに通うことをおすすめします。
差し歯を入れる
何らかの原因で歯を失ってしまい、差し歯やインプラントといった歯をカバーする治療を行う際、事前にホワイトニングを行うという方がいます。
ホワイトニングは、薬剤によって歯を白くする治療ですが、効果を発揮するのは天然歯だけです。
差し歯やインプラントなど、人工歯に対しては効果を発揮しません。
そのため、先に差し歯やインプラントの治療を受け、失った歯を補ってしまうと、その部分だけが白くなり、不自然な見た目になることがあります。
このことから、まず自身の歯をホワイトニングで白くし、その色に合わせて差し歯やインプラントを装着しようと考える方が多いです。
まとめ
ここまで、ホワイトニングを始めるきっかけとして多いケースについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
今まさにホワイトニングを受けたいと考える方も、前述したいずれかのケースに当てはまっていることかと思います。
どのようなきっかけであっても、ホワイトニングで歯を白くことによるメリットは変わらないため、少しでも興味がある方は、歯科クリニックに相談してみましょう。