【広島の歯医者】ホワイトニングで白くなりすぎることのデメリット

ホワイトニングは、黄ばんでしまった歯を白くすることが目的の審美歯科治療です。

ずっと黄ばんだ歯を改善したいと考えていた方は、なるべく白く仕上げたいと考えるでしょう。

しかし、闇雲に白くすれば良いというわけではありません。

今回は、ホワイトニングで歯が白くなりすぎることのデメリットを中心に解説します。

目次

ホワイトニングで白くなりすぎるデメリットは?

ホワイトニングは歯を白くするためのものですが、あまりにも白すぎると不自然な印象を与えます。

もちろん、ホワイトニングを行ったことがばれる可能性も高いため、内緒にしておきたい方にとってはデメリットです。

色には明度というものがあり、こちらは色の明るさを指しています。

また明度は色味の違いである色相、鮮やかさである彩度以上に、脳が認識するスピードが早いと言われています。

さらに白は光を跳ね返す色でもあるため、白すぎる歯は人から悪い意味で注目されやすく、不自然な印象を与えてしまいます。

不自然な白さについて

人が歯の色を不自然な白さと感じるかどうかは、単純な色に加えて、透明感があるかどうかが大きなポイントになります。

歯が本来持つような透明感がなく、陶器のように透け感のない白さになると、不自然に見えることが多いです。

こちらは、ホワイトニングの施術に限ったことではありません。

例えば、被せ物を作製するときも、セラミックでは元の歯のような透明感を再現することができます。

一方、保険適用のプラスチック(樹脂)では再現が難しく、少しのっぺりとした印象になることもあります。

美しく見える歯の色とは?

美しく見える歯の色は、シェードガイドでいうA1~A2くらいの色です。

シェードガイドとは、歯の白さを判断するために用いる色のランク表のことをいいます。

全19段階で、歯の白さをランク付けしています。

また、天然歯でもっとも明るい色は、シェードガイドでいうB1もしくはA1です。

そして、もっとも美しく見える歯の色は、A1~A2くらいです。

シェードガイド全体の色を見るとわかりますが、A2は少し黄色っぽい見た目であり、そこまで真っ白というわけではありません。

しかし、実際歯の中にはいると、もっとも自然で美しい色になります。

逆に、Wは一般的に真っ白と呼ばれる色であり、違和感のある白すぎる色です。

芸能人やスポーツ選手などの中には、これくらいの白さの方もいますが、一般の方でなおかつ周りにばれたくない方には不向きです。

ホワイトニングで白くなりすぎる原因

ホワイトニングで歯が白くなりすぎる主な原因は、強すぎるホワイトニングを受けることです。

歯科クリニックで施術を行うオフィスホワイトニングでは、漂白成分である過酸化水素の濃度が高いホワイトニング剤を使用します。

さらに、反応を促進する特殊なライトを照射させることにより、短期間の施術で大きく白さをアップできます。

場合によっては一度で8~10段階もアップできる可能性がありますが、強すぎるホワイトニングを行うと、適度な白さを通り越してしまう可能性があります。

歯のマニキュアでも白くなりすぎることがある

歯科クリニックでのホワイトニング以外では、歯のマニキュアを使用することでも、不自然な白さになることがあります。

歯のマニキュアは、爪にマニキュアを塗るような間隔で、歯の表面に白い塗料を塗る商品です。

歯そのものの色を変えるわけではなく、表面をコーティングして歯を白く見せることができます。

しかし、歯のマニキュアで得られる白さは、歯本来の透き通るような白さではありません。

遠くから見る分にはあまりわかりませんが、自然な歯の色にしたい方にとってはおすすめできません。

また、セルフケアとして行う歯のマニキュアでは、白さにムラが出ることがあります。

一部だけ極端に白く、他の部分が黄ばんでいると、より不自然な見た目になります。

ホワイトニング後に自然な白さを保つには?

歯科クリニックのホワイトニングでは、A1~A2程度の自然な色を目指すべきです。

また、このような自然な白さを保つためには、歯科クリニックでの定期的なメンテナンスが必要です。

ホワイトニング後の白さは、永遠に続くわけではありません。

そのため、定期的に歯科クリニックでのクリーニングとホワイトニングを行うことにより、白さを維持できます。

また、着色しやすい飲食物の過剰摂取は、歯の黄ばみを加速させてしまいます。

例えばカレーやコーヒー、チョコレートなどの摂取はなるべく控え、もし飲食するのであれば直後に歯磨きやうがいを行いましょう。

その他、自然な白さを保つためには、ホワイトニング歯磨き粉を使用するのもおすすめです。

まとめ

ホワイトニングで白い歯を手に入れるのであれば、真っ白な歯ではなく、自然な白さの歯を目指しましょう。

白すぎる歯はどうしても人工物のイメージが強く、口元がキレイになったことよりも、白すぎることの方が目立つ原因になります。

またセルフケアで歯を白くするのも良いですが、より自然な白さを目指すのであれば、やはり歯科クリニックで施術を受けるべきです。

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