キレイライン矯正は、初回22,000円でお試し矯正ができ、トータルの費用も20~40万円ほどに抑えられるのが強みです。
適用範囲は限られますが、さまざまな歯並びを改善できます。
また、他の矯正方法と比べて、矯正治療中の痛みが少ないというメリットもあります。
今回は、キレイライン矯正の痛みが少ない理由を中心に解説します。
一般的な矯正治療は痛みを感じやすい
一般的な矯正治療の方法には、古くから多くの方に親しまれているワイヤー矯正があります。
ワイヤー矯正は、歯にブラケットという小さな金具を取り付け、そこにワイヤーを通して歯に力をかけていく治療です。
もちろん危険というわけではありませんが、ワイヤー矯正には痛みが生じやすいという特徴があります。
その理由は主に以下の2つです。
・装置に凸凹がある
・動かした歯のみに適切な力をかけるのが難しい
ワイヤー矯正の装置には凸凹があるため、唇や歯茎、頬の内側や舌などを傷付けやすいです。
また、歯の表面に通したワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して歯を動かすため、意図しない歯にも力が加わり、痛みが出ることがあります。
キレイライン矯正の痛みが少ない理由4選
一般的なワイヤー矯正に対し、キレイライン矯正の痛みが少ない理由としては、以下のことが挙げられます。
・2種類のマウスピースを使用するから
・歯によって最適な力がかかるから
・尖った装置がないから
・取り外しができるから
各項目について詳しく説明します。
2種類のマウスピースを使用するから
キレイライン矯正の痛みが少ないのは、2種類の異なるマウスピースを使用しているからです。
いきなり硬いマウスピースを装着したり、最初から大きく歯を動かしたりしないため、痛みも最小限に抑えることができます。
具体的に解説すると、キレイライン矯正ではソフトとハードのマウスピースを使用します。
ソフトは歯を動かすための準備、ハードは歯を動かすという役割があります。
つまり歯並びをある程度整えた上で歯を動かすため、少ない痛みで矯正が行えるということです。
歯によって最適な力がかかるから
キレイライン矯正の痛みが少ない理由としては、歯によって最適な力がかかることも挙げられます。
元々ある位置から歯を動かすということは、それだけ歯に負担をかけるということでもあります。
そのため、矯正治療は本来多少の痛みを伴うものですが、キレイライン矯正では歯によって最適な力がかかるマウスピースを使用します。
強引に大きく歯を動かすだけでなく、歯の種類によって必要な力だけをかけることができるため、意図しない力で痛みが生じる心配はありません。
尖った装置がないから
尖った装置がないという点も、キレイライン矯正の痛みが少ない理由の一つです。
従来のワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーが当たり、口腔内が傷つきやすくなる可能性がありました。
一方、キレイライン矯正は歯にフィットするシンプルな形状であり、ブラケットやワイヤーのような尖った部分はありません。
そのため、口腔内が傷つきにくく、口内炎を発症するリスクも低いです。
取り外しができるから
こちらはキレイライン矯正に限ったことではありませんが、取り外しができるという点も、痛みが軽減される理由の一つです。
従来のワイヤー矯正は、固定式の矯正装置です。
そのため、食事中などに装置が食べ物や口腔内と接触し、傷ついてしまうおそれがあります。
一方、キレイライン矯正をはじめとするマウスピース矯正は、食事や歯磨きのときに取り外すことが可能です。
このことから、食べ物が装置の間に挟まったり、痛みを感じる原因になったりすることがありません。
また単純に取り外している間は、口内の圧迫感も軽減されます。
キレイライン矯正で痛みが出た場合はどうする?
キレイライン矯正は痛みの少ない治療法ですが、一切痛みが出ないというわけではありません。
もし痛みが出てしまったのであれば、歯や歯茎を優しくマッサージしてみましょう。
強くグイグイと押すのではなく、指の腹や歯ブラシで優しくマッサージするのがポイントです。
また、新しいマウスピースに交換して歯が痛む場合は、痛みが出ないマウスピースに一定期間戻してください。
十分歯が動いていないにもかかわらず、マウスピースを交換すると、痛みが生じることがあります。
ちなみに、マウスピースを交換しても痛いというのであれば、痛み止めの服用も検討しましょう。
キレイライン矯正で痛み止めが必要なほど痛みが出るケースは少ないですが、痛みに弱い方や歯の痛みをまったく気にしたくない方は、服用しても良いでしょう。
まとめ
キレイライン矯正は、いきなり大きく歯を動かすわけではないため、治療中の痛みが極めて少ないです。
また取り外しが可能であるため、治療中に違和感を覚えたときは、一旦外して様子を見ることもできます。
ただし、痛みの感じ方は人それぞれですし、使い方によっては強い痛みが出るかもしれません。
そのため、痛みが出たときの対処法は前もって把握しておきましょう。