【広島市中区宝町の矯正歯科・歯医者】インビザラインとデジタルスマイルデザインで治したい3つの症状

インビザラインはポピュラーなマウスピース矯正の一つであり、デジタルスマイルデザインを採用すれば治療の精度はさらに上がります。

またこれらは治療内容が異なりますが、同じ症状を改善できるという共通点もあります。

今回は、インビザラインもしくはデジタルスマイルデザインで改善したい3つの症状を解説します。

目次

インビザラインとデジタルスマイルデザインで治すべき3つの症状

通常のインビザライン、デジタルスマイルデザインを活用したインビザラインで改善したい症状には、主に以下の3つがあります。

・口ゴボ
・ガミースマイル
・ほうれい線

各項目について詳しく説明します。

口ゴボ

口ゴボは、口元が前に突き出して見える症状です。

一般的には、口元を横から見たとき、唇が鼻先と顎を結ぶ線の内側にある状態が美しいラインと言われています。

しかし、唇が鼻先と顎を結ぶ線より前に出ている場合は、口ゴボという扱いになります。

口ゴボはいわゆる出っ歯が原因です。

上下いずれかの前歯、もしくは両方の前歯が前方に突出することで、唇が自然と前に出てしまいます。

医学的には上顎前突や下顎前突、上下顎前突と呼ばれます。

原因は骨格や顎の小ささといった先天的なものと、指しゃぶりや口呼吸といった癖などの後天的なものに分かれます。

通常のインビザラインや、デジタルスマイルデザインを活用したインビザラインであれば、口ゴボの症状を改善できる可能性があります。

具体的には骨格的な問題がなく、歯の生える向きや歯並びを整えるだけで口元が引っ込む場合は、インビザラインだけで口ゴボが改善できます。

口ゴボの場合は前歯だけの部分矯正では治り切らないケースが多いため、全体矯正での治療が適しています。

前歯だけの部分矯正の場合は3ヶ月~半年程度、全体矯正であれば1~2年程度で治療が完了します。

また抜歯が必要な場合も、通常のインビザラインやデジタルスマイルデザインを活用したインビザラインで治療できます。

歯並びを整えるだけで口ゴボが改善できない場合、第一小臼歯を抜歯し、前歯を奥に移動させて引っ込めるためのスペースをつくることがあります。

ちなみに上顎か下顎、もしくは両方の顎の骨が骨格的に大きいなどの理由で口ゴボになっている場合、矯正治療だけでは改善しないことがあります。

こちらの場合は、顎の骨を切り、口元を骨ごと後ろに引っ込める外科矯正が適しています。

外科治療前後の矯正治療については、インビザラインやデジタルスマイルデザインを適用できる可能性があります。

ガミースマイル

ガミースマイルは、笑ったときに通常よりも多く口元から歯茎が見えている状態です。

上下の歯を噛み合わせて口を横に広げたとき、上顎の歯茎は上唇に隠れるため、見えないもしくは少しだけ見えるのが通常です。

一方大幅に上顎の歯茎が見えるのがガミースマイルであり、こちらをコンプレックスに感じる方も少なくありません。

一般的に、上顎の歯茎が3mm以上口元から見えていればガミースマイルだと判断されます。

ガミースマイルについても、通常のインビザライン、デジタルスマイルデザインを活用したインビザラインで治療することが可能です。

正確にいうと、歯や骨格の原因が軽度であれば、インビザラインやデジタルスマイルデザインのみである程度症状は改善します。

しかし歯や骨格が原因で外科治療が必要であると判断される場合、インビザラインやデジタルスマイルデザインだけで完治させるのは難しいです。

インビザラインのようにマウスピースを使用する矯正治療は、ワイヤー矯正と比べて歯を動かす力が弱いため、重度のガミースマイルを治療するのは不向きです。

インビザラインだけで完治しない場合、外科治療やアンカースクリュー矯正、上唇粘膜切除術などを併用することが考えられます。

ほうれい線

ほうれい線は、小鼻の両脇から口角の両端に向かってハの字に伸びる線です。

こちらはシワではなく、シワのように見える頬と口元の境界線の溝であり、医学的には鼻唇溝と呼ばれます。

皮膚の弾力の低下や表情筋の衰えなどが原因で発症しますが、ほうれい線も通常のインビザライン、デジタルスマイルデザインを活用したインビザラインで治療できます。

具体的には口ゴボと同じく、出っ歯を改善することでほうれい線が消える可能性があります。

口元が突出していると、口と頬との境界線が目立ちやすくなり、まるでほうれい線のように見えてしまいます。

加えて、出っ歯の方は口呼吸になりやすいため、口周りの筋肉が弱くなってほうれい線ができやすい状態になります。

出っ歯を構成すれば口呼吸が軽減され、ほうれい線が目立たない若々しい印象を手に入れることができます。

まとめ

通常のインビザライン、デジタルスマイルデザインを活用したインビザラインは、ともに多くの症状に適用することができます。

特に今回解説した症状に悩んでいる方は、いずれかの方法で治療することをおすすめします。

また矯正治療を受ける際は、ワイヤー矯正やインビザライン以外のマウスピース矯正などの特徴についても歯科医師から聞いておき、選択肢を広げることをおすすめします。

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