【広島でインビザライン】インビザラインライトの特徴

矯正治療にはさまざまな種類がありますが、中でも人気が高いのがマウスピース矯正です。

代表的なものにインビザラインがあります。

しかし、インビザラインは費用が高く、治療期間も長いため悩んでいる、という人もいるでしょう。

インビザラインライトであれば上記の問題を解決できます。

どのような特徴があるのかを解説します。

目次

インビザラインライトとは?

インビザラインライトは、歯並びを少しだけ動かす場合や、矯正治療後の後戻りを防ぐのに適しているインビザラインの一種です。

対応している症例はインビザラインよりは少ないものの、軽度や中度の矯正治療においては非常に有効といえるでしょう。

対応している症例として、歯並びが悪い時の代表といえる前歯の軽度の叢生や、前歯だけを少し動かしたいケースなどが挙げられます。

歯並びがそれほどガタガタしていない方や、以前に矯正治療を受けたことがあるという方であれば、使用できるでしょう。

通常のインビザラインとインビザラインライトを比較した場合、使用するアライナーというマウスピースは大きさや見た目、素材感などに違いはありません。

相違点として、インビザラインライトの治療において、使用できるアライナーは14枚が上限になるということが挙げられます。

アライナーは、1枚あたり約2週間使用するため、インビザラインライトは28週、およそ7カ月で治療が終わる症例に対応しています。

ちなみに、通常のインビザラインの場合は、使用できるアライナーの数や治療にかかる期間について、制限がありません。

インビザラインライトは使用できるアライナーの枚数と治療期間に上限があるため、治療にかかる費用はインビザラインよりも抑えられます。

ただし、具体的な費用は歯科医院ごとに定められているため、治療を受ける前に確認するとよいでしょう。

中には、インビザラインライトの対応症例が前歯だけの部分矯正のみと誤解されている方もいるかもしれません。

しかし、実際は前歯だけではなく、奥歯を含めて移動できる歯には制限が定められていないため、前歯以外の矯正も可能です。

ただし、前述したように使用できるアライナーに上限があるため、全体矯正で奥歯を大きく移動させたいという場合には向きません。

また、前歯に関しても、出っ歯を矯正したい場合、前歯だけではなく全体的な歯並びを調整する必要があるケースも多いため、注意が必要です。

この場合には、インビザラインライトでは対応できない可能性があるでしょう。

前歯を改善しつつ、歯並び全体を少しだけ広げてスペースを作りたいというケースであれば、インビザラインライトが適しています。

ただし、自分の歯並びがインビザラインライトで矯正できるのかを判断するのは、困難です。

自分の歯並びを改善するのにインビザラインライトで問題ないか否かは、歯科医院で相談しましょう。

同じインビザラインの一種で、奥歯を動かさずに前歯だけ矯正できるインビザラインGOという治療もあるため、歯科医師に相談することが大切です。

インビザラインライトのメリットとデメリット

インビザラインライトには主にどのようなメリットやデメリットがあるのか、解説します。

インビザラインライトの代表的なメリットとして、以下の点がまず挙げられます。

 部分的な不正歯列に適している
 矯正の後戻りの治療に適している
 移動可能な歯に制限がない
 治療期間が短い
 費用が安い

また、一般的な矯正治療であるワイヤー矯正と比較した場合は、以下がメリットといえるでしょう。

・ 透明なマウスピースを使うため目立たない
・ 治療中の痛み・違和感が少ない
・ 取り外せるため矯正中も食事や歯磨きは通常どおり可能

ワイヤー矯正との比較に関しては、インビザラインライトに限らずインビザライン全体で同じメリットがあります。

多くのメリットがあるインビザラインライトですが、メリットだけではなく以下のような点がデメリットにもなることに留意してください。

・使用できるアライナーの数に上限がある
・適応症例が限られている
・追加できる回数が限られている

既述したとおり、インビザラインライトには、一度の治療で使用するアライナーの枚数には14枚までという制限があります。

インビザラインライトは奥歯も動かすことができるものの、アライナーの枚数に上限があるがあるため、軽度な症例にしか適応していません。

また、定められた上限に合わせて治療計画を立てるには、ドクターの知識や技術が必要になります。

なお、インビザラインライトで適切な治療計画を立てるのが難しいため、前歯の部分矯正として取り扱っているクリニックが多いことも知っておいたほうがよいでしょう。

ちなみに、インビザラインによる矯正治療は、当初の治療計画と実際の歯の動きにズレが生じることがあることに留意してください。

計画にズレが生じた場合は、リファインメントという処置を行ってアライナーを追加することで、解消する必要があります。

インビザラインの場合、矯正治療でリファインメントを行うことは珍しくありません。

症例によって2~5回必要になることもありますが、インビザラインライトの場合は2回までと回数に制限があります。

まとめ

インビザラインライトは、人気のあるインビザラインの一種であり、矯正治療後の後戻りの防止や、一部の歯並びを矯正する部分矯正などに向いています。

全体の歯列矯正にも対応していますが、使用できるアライナーの数に制限があるため、歯を大幅に動かす矯正治療はできません。

また、歯列矯正の治療計画にズレが生じた場合にアライナーを追加するリファイメントは、2回までと制限されています。

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