【広島市中区宝町の歯医者で自費診療】歯科クリニックの自費診療でよくあるトラブル

歯科クリニックで提供される自費診療には、保険診療よりも優れている部分が多くあります。

治療では高性能の器具を使用できますし、素材に関しても保険診療では扱えない高級なものを選択できます。

しかし、自費診療では自費診療ならではのトラブルが起こる可能性があります。

今回はこちらのトラブルの内容を解説します。

目次

歯科クリニックの自費診療でよくあるトラブル5選

自費診療は多くの症例に対応することができますが、以下のようなトラブルにつながることがあるため、注意してください。

・思いの外費用が高かった
・歯科クリニックによって費用が違った
・確定申告の時期を逃した
・治療に失敗した
・保証の対象外になった

各項目について詳しく説明します。

思いの外費用が高かった

自費診療でもっとも多いトラブルとしては、まず患者さんの想像よりも費用が高くなることが挙げられます。

自費診療は保険が適用されないため、患者さんは治療費の10割を支払わなければいけません。

そのため、どうしても費用は高額になりやすいです。

また患者さんが自費診療の費用をあらかじめ把握していれば問題ないのですが、場合によっては想像よりも高額になることがあります。

こちらの原因としては、カウンセリングで細かく費用の質問をしなかったこと、追加費用が発生したことなどがあります。

もちろんカウンセリングにおいて、自費診療の費用に関することは歯科医師から説明がありますが、患者さんが知りたいことをすべて細かく伝えられるとは限りません。

患者さん自身が気になる点をまとめ、医師からの説明の後にすべて聞き出すことができれば、思いの外費用が高くなることはまずないでしょう。

歯科クリニックによって費用が違った

歯科クリニックによって費用が異なったことにより、予想外の金額になるというのも、自費診療ではよくあるトラブルです。

一般的な虫歯治療や歯周病治療などは保険診療であり、これらはすべての歯科クリニックにおいて同じ金額で提供されています。

治療できる内容についても限定されているため、どの歯科クリニックで受けてもそれほど大きな差はありません。

技術の差はありますが、それも保険診療の範囲内です。

一方、自費診療は各歯科クリニックが自由に金額を設定できます。

そのため、相場よりも大幅に高い金額の歯科クリニックもあれば、低い金額の歯科クリニックもあります。

このような仕組みから、例えば以前歯科クリニックAでホワイトニングを受けた方でも、歯科クリニックBで同じ金額のホワイトニングを受けられるとは限りません。

自費診療を受けるのであれば、こういった仕組みをあらかじめ理解しておきましょう。

確定申告の時期を逃した

歯科クリニックで自費診療を受けた後は、医療費控除を受けられることがあります。

こちらは年間の医療費が10万円を超えた分について、課税される所得が減少するという制度です。

歯科クリニックの自費診療も医療費としてカウントすることができ、こちらの制度を利用すれば実質費用の負担が軽減されます。

しかし医療費控除を活用するには、患者さん自身が確定申告をしなければいけません。

確定申告の時期を逃すと、その年の分は税負担を軽減できないため、注意してください。

ただし医療費控除は最大で5年間さかのぼって申告できるため、その年の確定申告を逃してしまっても、次の年に申告することが可能です。

治療に失敗した

自費診療は高性能な器具、高品質の素材などを使用しますが、必ずしも失敗しないとは限りません。

保険診療と同じく、思うような結果につながらないこともあります。

このようなトラブルは、費用のことを第一に歯科クリニックを選んだときに起こりやすいです。

自費診療は保険が適用されないため、「なるべく安く提供しているところを選びたい」と考える患者さんも多いでしょう。

しかしこのような選び方だと、治療の技術や素材の品質などに不安がある歯科クリニックを選んでしまう可能性があります。

保証の対象外になった

歯科クリニックの自費診療には、治療後の保証が付帯しているケースが多いです。

例えばインプラント治療であれば、治療後5~10年の間保証を受けられることがほとんどであり、保証期間中であれば再治療費は原則かかりません。

しかし、こちらの保証の対象外になってしまうというトラブルも起こり得るため、注意が必要です。

保証の対象外になる理由は、保証の条件を満たしていないからです。

具体的には治療後の定期メンテナンスを受けていなかった場合、交通事故など歯科クリニックの責任ではない破損等があった場合などは、保証が適用されません。

まとめ

自費診療は高額になりやすい治療である分、やはり費用に関するトラブルが起こりやすいです。

しかし患者さんが自費診療についてきちんと理解し、なおかつ歯科クリニック選びを慎重に行うことで、前述したようなトラブルは起こりにくくなります。

逆に費用だけで歯科クリニックを選んだり、すべて歯科クリニック任せにしていたりすると、トラブルが発生するため注意が必要です。

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