【広島市中区宝町の歯医者で虫歯治療】虫歯治療の直後にお腹が空いた場合の対処法

虫歯治療の直後は、少しの間患部を刺激しないよう、安静にして過ごさなければいけません。

また治療直後は食事にもある程度の制限が出ますが、どうしてもすぐに何か食べたいという状況になることもあるでしょう。

今回は、虫歯治療の直後にお腹が空いてしまった場合の対処法を解説します。

目次

虫歯治療直後の食事制限について

虫歯治療を行った後は、麻酔を使用した場合で通常2~3時間、詰め物や被せ物を入れた場合で30分~1時間程度食事を控えなければいけません。

麻酔が効いたままの状態だと、口内を噛んだり火傷してしまったりするリスクがあります。

また麻酔が効いている場合、口を思い通りに動かせないため、口の端から食べ物がこぼれてしまうことも考えられます。

さらに詰め物や被せ物については、食事の際の刺激によって外れる可能性があります。

これらの理由から、基本的には歯科医師に指示された食事制限の時間を守らなければいけません。

しかし、一日中食事を摂らず仕事をした帰りに歯科クリニックを訪れた方などは、虫歯治療の直後でも何か食べたいと思うでしょう。

では、こういった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

虫歯治療の直後にお腹が空いたときの対処法6選

どうしても虫歯治療直後の空腹に耐えられないという場合、以下の方法で対処することをおすすめします。

・治療した歯と反対側で噛む
・やわらかくて食べやすいものを選ぶ
・熱すぎないもの、冷たすぎないものを選ぶ
・刺激の少ないものを選ぶ
・少しずつ食べる
・水を飲む

各項目について詳しく説明します。

治療した歯と反対側で噛む

虫歯治療直後の空腹に耐えられないという場合は、治療した歯とは反対側の歯で食べ物を噛むようにしましょう。

こうすることで、患部に直接ダメージを与えてしまうリスクを軽減できます。

特にものを噛み砕く役割を持つ奥歯を治療した場合、咬合時の負担が大きくなるため、絶対に治療した歯を使用してはいけません。

ちなみに、こちらの方法は左右いずれにも虫歯や虫歯の治療箇所がある場合、実践するのが難しくなります。

やわらかくて食べやすいものを選ぶ

虫歯治療の直後に食事を摂るのであれば、なるべくやわらかくて食べやすいものを選ぶようにしましょう。

極端にやわらかいものであれば、ほとんど歯を使わなくても噛めるため、患部に痛みが出る可能性は低いです。

具体的には、うどんやゼリー、豆腐などの食べ物がおすすめです。

熱すぎないもの、冷たすぎないものを選ぶ

熱すぎないものや冷たすぎないものを選ぶことも、虫歯治療の直後に食事を摂るのであれば大事になってきます。

虫歯を治療した箇所は、極端な熱さや冷たさに敏感です。

そのため、少しでも歯に触れてしまうと激痛が走るおそれがあります。

虫歯治療後は歯を削ったことで神経が過敏になり、知覚過敏のような症状が出やすいため、虫歯が完治していてもこのような痛みにつながります。

また冒頭でも触れたように、麻酔が効いている状態で熱いスープなどを口にすると、火傷のリスクが高まります。

刺激の少ないものを選ぶ

虫歯治療直後の空腹を紛らわせるのであれば、刺激の少ない食べ物を選ぶことも大切です。

たとえやわらかいものや粘着性の少ないものであっても、唐辛子などの香辛料が含まれていると、治療箇所周辺に炎症が生じるおそれがあります。

また香辛料は血行を促進するため、摂取すると虫歯治療によってできた傷口が開いてしまうことも考えられます。

傷口が開くと出血がなかなか止まらなくなり、場合によっては再度治療を受けなければいけません。

少しずつ食べる

どうしても虫歯治療直後の空腹に耐えられない場合は、食事をゆっくり少しずつ摂ることも意識しましょう。

一度に大量の食べ物を口に入れてしまうと、治療した側の歯にもある程度接触することになります。

こうなると、治療していない側の歯で噛んでも意味がありません。

逆に少しずつ食べたり、一口サイズにカットしたものを食べたりすれば、虫歯治療後の歯に影響を与えにくくなります。

ちなみに少しずつゆっくり食べることは、満腹中枢を刺激し、少しの量で空腹を満たすことにもつながります。

水を飲む

水を飲むという方法も、虫歯治療後にお腹が空いてしまった場合の対処法です。

空腹時に水を飲むことにより、胃液が薄まって空腹感は多少和らぎます。

また食事と一緒に水を飲むと胃の中で膨らむため、少量でも満足感を得ることができます。

ただし、冷たい水は虫歯の治療箇所を刺激するためNGです。

お店で水を購入して飲むのであれば、常温で販売されているミネラルウォーターを選びましょう。

まとめ

虫歯治療の直後であっても、前述した対処法を実践すれば、患部への影響を抑えつつ空腹を満たせます。

しかし、基本的には歯科医師の指示通り食事を制限し、リスクがなくなった状態で食べるべきです。

また虫歯治療を受ける際は、治療後の制限に備えてある程度お腹を満たしておき、その後しっかりブラッシングをした状態で来院するのが望ましいです。

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