入れ歯を問題なく使用し続けるためには、専用のケースが必要不可欠です。
こちらは入れ歯を保管するだけでなく、洗浄や持ち運びするときにも使用します。
初めて入れ歯を作製した方は、どのケースを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。
今回は、入れ歯を保管するケースの選び方について解説します。
入れ歯を保管するケースの選び方6選
入れ歯の劣化や破損などを防ぐためには、以下のケースを選ぶことをおすすめします。
・色付きのもの
・抗菌加工がされているもの
・密閉しやすいもの
・軽いもの
・通気性の良いもの
・オシャレなデザインのもの
各項目について詳しく説明します。
色付きのもの
入れ歯を保管、洗浄するケースは、透明ではなく色付きのものを選びましょう。
こちらは、誤って破棄してしまうリスクを防ぐためです。
透明なケースを洗面所などに置いていると、知らず知らずのうちに破棄してしまう可能性があり、なくなってもすぐに気づかないことがあります。
特に入れ歯が入っていないケースは見づらく、紛失のリスクが高まります。
また透明の場合、子どもやペットに触れられることも考えられます。
そのため、色付きのケースを選び、入れ歯やケースそのものに問題が起こらないようにしておくのが望ましいです。
抗菌加工がされているもの
入れ歯を保管するケースを選ぶにあたって、抗菌加工がされているかどうかは必ずチェックすべきポイントです。
抗菌加工が施されたケースは、細菌やカビの繁殖を抑制し、入れ歯を清潔に保つのに役立ちます。
さらに洗いやすい設計のものであれば、より衛生面でのメリットが得られます。
入れ歯は人工物であるため、正しく保管しないと細菌が増殖しますし、カビも生えてきます。
このような状態で入れ歯を装着すると、フィット感が失われたり、口内や体内での健康被害につながったりする可能性もあるため、注意が必要です。
密閉しやすいもの
入れ歯を保管するケースは、なるべく密閉しやすいものを選ぶのもポイントです。
具体的には、蓋の部分にシリコンのパッキンが使用されているようなものです。
しっかり密閉されないケースだと、カバンなどに入れて持ち運ぶ際、中で蓋が開いてしまい、入れ歯が出てしまうことがあります。
もちろんカバンの中に直接入れ歯が入っている状態に気づかなかった場合、破損や変形などのリスクは高まります。
例えば蓋がマグネットタイプのものは、簡単に開閉ができるというメリットがある反面、持ち運び時に開いてしまうことも珍しくありません。
もちろん衛生面を考えても良くないため、なるべくしっかりと蓋を閉められるタイプを選びましょう。
軽いもの
入れ歯を保管するケースは、軽ければ軽いほど使い勝手が良いです。
軽量かつコンパクトなケースは、カバンの中でかさばることなく、持ち運びがしやすいです。
そのため、旅行などに持って行く際に重宝します。
もちろん、自宅で使用するものであっても、重いよりかは軽い方が使いやすいです。
特に高齢の方は、軽さがありながらも耐久性の高い素材を選ぶのが望ましいです。
ただし自宅で使用するものに関しては、あまりコンパクトなサイズのものは選ばないことをおすすめします。
ケースのサイズが小さすぎると、洗浄などがしにくいことがありますし、入れ歯を複数個持っている方は一つのケースで保管することができません。
通気性の良いもの
通気性の良さについても、入れ歯を保管するケースを選ぶ際はチェックすべきです。
先ほど抗菌加工がされているケースは、細菌の増殖やカビなどを防げるという話をしました。
またそれだけでなく、通気性が良いケースも同じように、細菌の増殖やカビなどのトラブルを回避しやすくなります。
例えば、蓋に通気孔がついているタイプや、中に水切り用のバスケットがついているタイプなどが該当します。
ただしバスケットがついている場合、ケースの下の部分に水が溜まるため、必ず蓋がしっかりしまるものを選ばなければいけません。
オシャレなデザインのもの
入れ歯を保管するケースは、オシャレなデザインのものを選ぶことで、愛着が湧いて大事に使用できる可能性が高いです。
またオシャレなデザインのものであれば、一目見ただけで入れ歯ケースだと気付かれる心配がありません。
そのため、友人などに入れ歯を置いているのを見られるのが恥ずかしいという方でも、片付けることなく堂々と洗面所などに置いておけます。
また外出時でも、オシャレなデザインのものは目立ちにくいですし、カバンなどと色味を合わせることで統一感も生まれます。
まとめ
入れ歯を保管するケースは、サイズや形状、色や機能などさまざまなものが販売されています。
もちろん、どれを使用するかは患者さんの自由ですが、今回解説したポイントを多く押さえているものの方が使いやすいことは確かです。
また気に入ったものがあれば、複数ケースを購入しても構いません。
ケースは数千円で買えるものがほとんどであり、色々試してみてもっとも使いやすいものを選んでください。