【広島市中区宝町の歯医者で歯周病治療】一度歯周病の検診に訪れるべき人の特徴

歯周病は自覚症状が少なく、いつの間にか重度にまで進行していることも多い疾患です。
そのため、定期的に歯科クリニックの検診を受け、歯周組織に問題がないかどうか確かめる必要があります。
特に歯周病とおぼしき特徴がある方は、早急に検診に訪れるべきです。
今回は、一度検診に訪れた方が良い方の特徴を解説します。

目次

歯周病の検診に訪れるべき人の特徴6選

以下の特徴がある方は、一度歯周病の検診を受けましょう。

・歯茎がムズムズする
・下の前歯を舌で触るとザラザラする
・以前と歯並びが変わった感じがする
・サ行の発音がしにくい
・異常に喉が渇く
・2年以上歯科クリニックに通っていない

各項目について詳しく説明します。

歯茎がムズムズする

なんとなく歯茎がムズムズするという方は、歯周病を患っている可能性があるため、歯科クリニックで検診を受けましょう。

歯周病と言えば、歯茎の腫れや出血などの症状で知られていますが、実はムズムズは多くの場合歯周病の初期症状です。
具体的には、歯茎が炎症を起こし始めたときに、歯茎のムズムズ感やかゆみが現れることがあります。

また歯周病を発症していなかったとしても、歯茎がムズムズする場合は何らかの異常が発生しています。
例えば、食べ物によるアレルギー反応を起こしていることも考えられるため、いずれにせよ歯科クリニックには通わなければいけません。

下の前歯を舌で触るとザラザラする

下の前歯を舌で触ったとき、他の歯に比べてザラザラするという場合、歯周病の検診に訪れるべきです。
こちらは歯石が付着している可能性が高いからです。

歯石は、プラークが石化してできたものです。
具体的には、プラークと唾液に含まれるカルシウムやリン酸塩が結合することで形成されます。

また歯石が見られる方は、歯周病を発症する可能性が極めて高くなります。
元はプラークである歯石は、いわば歯周病菌をはじめとする細菌の温床です。
そのため、口内に付着している量が多ければ多いほど、歯周病を発症しやすくなります。

以前と歯並びが変わった感じがする

以前と比べて少し歯並びが変わった感じがする方も、なるべく早く歯周病の検診を受けましょう。
歯並びが変わっている場合、歯周病によって歯や歯茎に影響が出ている可能性があることを示唆しています。

歯周病がある程度進行すると、歯茎の形状が変化することがあります。
例えば歯茎がブヨブヨになってしまうと、そこに生えている歯も高さがなくなったり、斜めになったりすることが考えられます。

また歯並びが変化すると、当然見た目は悪くなりますし、食事や発音にも悪影響を及ぼすことがあります。
もちろん、そのまま歯周病と気付かないまま放置していると、最終的に歯が抜け落ちてしまう可能性もゼロではありません。

サ行の発音がしにくい

先ほど、歯周病によって歯並びが変化すると、食事や発音にも悪影響を及ぼすという話をしました。
発音については、特にサ行の発音がしにくい場合、歯周病の疑いがあるため早急に歯科クリニックを受診しましょう。

歯周病によって歯並びが悪くなると、歯の一部に隙間ができることがあります。
特に前歯に隙間がある場合、サ行を発音しようとしても、シュッという音が混ざることが考えられます。

もちろん、発音が悪くなってしまうと、自身の伝えたい言葉が相手方にうまく伝わりません。
その結果、会社の同僚や友人に良くない印象を与えたり、自らコミュニケーションを取ることを避けがちになったりすることがあります。

異常に喉が渇く

異常に喉が渇くという方も、一度歯周病の検診を受けた方が良いです。
なぜなら、歯周病の方は喉が渇きやすいからです。

歯周病が進行すると、唾液の分泌量が減少し、口内が乾きやすくなります。
そのため、それほど汗をかいていない状態であっても、頻繫に水分を欲するようになります。

特に普段喫煙をしている方は、タバコの成分によってさらに口内が乾きやすくなるため、要注意です。

2年以上歯科クリニックに通っていない

前回歯科クリニックに通ってから2年以上経過している方は、無条件で歯周病の検診を受けるべきだと言えます。

一般的に、歯周病の検診は3~6ヶ月に1回は受けなければいけないものです。
そのため、2年以上も通っていない場合、最低でも歯周病の初期症状は出始めている可能性が高いです。

またその期間しっかりブラッシングをしていた方でも、多少は歯石が蓄積しています。
歯石は自宅でのブラッシングで取り除くことはできないため、歯科クリニックで定期的に除去し、歯周病を予防しなければいけません。

まとめ

歯周病という自覚がなかったにもかかわらず、実際は歯周病を発症していたというケースは非常に多いです。
また歯茎の腫れや出血などよくある症状が見られない場合でも、前述した特徴に当てはまっている方は、なるべく早く歯科クリニックを訪れてください。
重度にまで進行した歯周病は、歯石取りなどで簡単に治療することができませんし、治療するにしてもかなりの期間が必要になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次