【広島市中区宝町の歯医者で自費診療】自費診療の意外なメリット・デメリット

歯科クリニックにおける自費診療のメリットといえば、やはり治療の選択肢が広いことや、審美性を重視した治療を受けられることです。
一方、費用が高い点や、治療期間が長くなりやすい点などはデメリットと言えます。
今回は、自費診療における上記以外の意外なメリット・デメリットについて解説します。

目次

自費診療の意外なメリット3選

歯科クリニックで提供される自費診療には、以下のような意外なメリットがあります。

・再治療のリスクが軽減される
・待ち時間が短くなることがある
・金属アレルギーのリスクが下がる

各メリットについて詳しく説明します。

再治療のリスクが軽減される

歯科クリニックで自費診療を受ける場合、保険診療と比べて再治療のリスクが軽減されやすいです。
こちらは、保険診療よりも高品質の素材を使用するからです。

例えばセラミック治療の場合、銀歯やレジンと比べてプラークがつきにくく、なおかつ土台となる歯との隙間も少ないです。
そのため、二次虫歯を発症し、同じ箇所を再治療しなければいけなくなるリスクは軽減されます。

自費診療の場合、治療にかかる費用は保険診療よりも高額ですが、再治療のリスクが低いことを考えると、結果的には経済的なメリットがあると言えます。

待ち時間が短くなることがある

自費診療の場合、保険診療よりも待ち時間が短くなることがあります。

各院のルールによりますが、歯科クリニックの中には、自費診療の患者さんを優先的に診療しているところがあります。
また自費診療の患者さんは専用の診察室に案内するなど、快適な環境が提供されることも考えられます。

そのため、患者さんは長い待ち時間を過ごすことなく、なおかつリラックスした状態で治療を受けることができます。

もちろん、自費診療の場合も予約は必須ですが、予約時間を大幅に過ぎるということは考えにくいです。

金属アレルギーのリスクが下がる

金属アレルギーのリスクが低下することも、歯科クリニックの自費診療における意外なメリットです。

金属アレルギーの疑いがある方は、金属素材の歯科材料を使用することができません。
例えば保険診療の銀歯などは、金属アレルギーを発症するリスクが高いため、原則禁忌となっています。

一方、自費診療では、金属を一切使用しない素材を選択できます。
このような素材は、当然金属アレルギーが起こる心配はありません。

ちなみに、歯科金属アレルギーを発症してしまうと、口内や全身にさまざまな症状が現れます。

例えば口内においては口内炎や舌炎、口唇炎や味覚異常などが見られるようになります。
さらに全身の湿疹やかゆみ、アトピー性皮膚炎のような症状や頭痛、肩こりなどが現れることも考えられます。

自費診療の意外なデメリット3選

歯科クリニックで受けられる自費診療には、以下のような意外なデメリットもあります。

・情報収集をしなければいけない
・説明不足になる可能性がある
・選択肢が狭くなることがある

各デメリットについて詳しく説明します。

情報収集をしなければいけない

歯科クリニックの自費診療を受ける場合、患者さん自身が事前に情報収集をしなければいけないというデメリットが生じます。
なぜなら、同じ治療でも歯科クリニックによって費用が変わってくるからです。

保険診療の場合、同じ治療であればどの歯科クリニックで受けても金額は同じです。
一方、自費診療は各院が自由に金額を設定できるため、相場より高いところや安いところを見極めなければいけません。

説明不足になる可能性がある

自費診療では、治療に関する説明が足りず、患者さんが不安になる可能性があります。

保険診療とは違い、自費診療は治療内容が細かく定められていません。
そのため、歯科クリニックによっては治療内容や費用などの説明が曖昧になるケースがあります。

もちろん、ほとんどの歯科クリニックは患者さんにわかるように丁寧に説明しますが、ルールがない以上患者さんが不満を抱いてもおかしくありません。

選択肢が狭くなることがある

歯科クリニックにおける自費診療には、治療の選択肢が広くなるというメリットがあります。
しかし、こちらはあくまで多くの自費診療のメニューを取り扱っている歯科クリニックにのみ言えることです。

自費診療の取り扱い数が少ない歯科クリニックの場合、自費診療に絞ってしまうと、かえって選択肢が狭まってしまうことが考えられます。

そのため、自費診療の中から受ける治療を検討したいという方は、そのような治療に特化した歯科クリニックを選ぶ必要があります。
もちろん、そのためにはかかりつけ医以外の歯科クリニックを訪れなければいけないこともあります。

まとめ

自費診療は再治療のリスクが低いことから、実質コストパフォーマンスの良い治療であり、なおかつ快適な環境で受けられる可能性も高いです。
一方、より高品質の自費診療を受けるためには、ある程度患者さんに負担がかかることも理解しておかなければいけません。
特に歯科クリニック選びについては、じっくり時間をかけて行う必要があります。

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