【広島市中区宝町の歯医者・審美歯科】ゴールドインレーという詰め物ついて

歯科クリニックでは、さまざまなインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)を取り扱っています。
いずれも特徴が異なり、費用やそれぞれのメリット・デメリットを把握した上で、どれを装着するのかを選択します。
今回は、ゴールドインレーという詰め物について詳しく解説します。

目次

ゴールドインレーとは?

ゴールドインレーは虫歯の治療後に詰める詰め物で、主に金合金や白金加金でつくられたものです。
白金加金とは、金とプラチナの合金のことを指しています。

ゴールドインレーのメリットは?

ゴールドインレー最大のメリットは、歯との適合性が非常に高く、隙間ができにくいため、治療後の二次虫歯のリスクがもっとも低いことです。

ゴールドインレーのデメリットは?

ゴールドインレーのデメリットとしては、金属なので目立ちやすいことや、保険適用外のため費用が高額になることなどが挙げられます。

他の素材と比べて優れている点は?

ゴールドインレーは、銀歯(金銀パラジウム合金)より適合性が高く、セラミックよりもしなやかで割れにくい点が優れています。

歯科医師がゴールドを選ぶことが多いというのは本当?

ゴールドは優れた特性を持つため、技術と経験のある歯科医師の中には、自身の治療でゴールドを選ぶ人も少なくありません。

ゴールドインレーに金属アレルギーのリスクはある?

金合金や白金加金は非常に安定した貴金属であり、一般的な金属アレルギーを引き起こすリスクは非常に低いとされています。

ゴールドインレーは保険適用?

ゴールドインレーは、保険適用外の自由診療となります。
費用については歯科クリニックや使用する金の純度、歯の大きさによって大きく異なります。
数万円~十数万円程度が一般的ですが、正確な金額は各歯科クリニックの料金表をご確認ください。

金の価格によってゴールドインレーの費用も変わる?

ゴールドインレーは金を使用していて、こちらは場合によっては価格が変動するため、治療費も影響を受けることがあります。

ゴールドインレーは医療費控除の対象になる?

ゴールドインレーのように、自由診療の歯科治療費は、一定の条件を満たせば医療費控除の対象となります。
医療費控除の対象になれば、支払った金額の一部が所得税の控除という形で返還されます。

ゴールドインレーの寿命は?

適切な処置がされていれば、ゴールドインレーは10年〜20年以上持つとされています。
こちらは、他の素材に比べても長持ちする傾向にあります。

ゴールドインレーが割れたり欠けたりすることはある?

ゴールドは他の素材にはないがあるため、セラミックのように突然割れたり欠けたりすることはほとんどありません。

ゴールドインレーを長持ちさせるには?

ゴールドインレーを長持ちさせるには、毎日の丁寧なブラッシングと、定期的な歯科クリニックでのメインテナンスがもっとも重要です。

ゴールドインレーはどのように目立つ?

ゴールドインレーは金属光沢があるため、笑ったときなどに目立つことがあります。
特に、見える範囲の歯では気になるかもしれません。

見た目を重視する場合、他の選択肢はある?

審美性を重視する場合は、ゴールドインレーよりも歯の色に近いセラミックインレーやジルコニアインレーが推奨されます。

ゴールドインレーを後から他の素材に変えられる?

ゴールドインレーを後から別の素材に変えることは可能ですが、詰め物を外す際に少なからず歯を削る必要があるため、基本的には長期的な使用を前提に選ぶべきです。

ゴールドインレーの治療は痛い?

ゴールドインレーを装着する際の虫歯治療自体は麻酔をして行うため、痛みはほとんど感じません。
また、型取りや装着時も、通常は痛みがありません。

ゴールドインレーの型取りはなぜ重要?

ゴールドインレーを適用する際は、最大の利点である適合性の良さを活かすため、非常に精密な型取りが求められます。

ゴールドインレーの装着後にしみることはある?

ゴールドインレーの治療直後は一時的にしみることが稀にありますが、通常は数日から数週間で落ち着きます。
痛みが長続きする場合、ゴールドインレーに問題が生じている可能性が高いです。

ゴールドインレーは身体に害はない?

ゴールドは生体親和性が高く、アレルギーも少ないため、人体への悪影響はほとんどないとされています。

ゴールドはMRIやCT検査を受けるとき問題になる?

基本的にゴールドはMRI検査やCT検査に影響を与えませんが、念のため検査前に歯科治療を受けていることを医師に伝えてください。

ゴールドインレーはどの歯にも使える?

ゴールドインレーは、基本的には奥歯など強い力がかかる部位や目立たない部位に適しています。

まとめ

多くの方は、虫歯治療時に自由診療の補綴物を選ぶとき、セラミックなど審美性が高いものをチェックする傾向にあります。
ゴールドインレーについては、どうしても見た目が目立ちやすくなりますが、他の素材より優れている部分はたくさんあります。
そのため素材を選ぶ際には、ゴールドインレーを含む他の素材も必ず選択肢に入れるようにしましょう。

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