虫歯がある程度の段階にまで進むと、痛みを生じるようになります。
また痛みがあるものの、スケジュールの関係でなかなか歯科クリニックに通えないという方もいるでしょう。
今回は、歯科クリニックに通うまでの間、虫歯の痛みがひどいときにやってはいけないことについて解説します。
虫歯の痛みがひどい場合のNG行動6選
強い虫歯の痛みがある場合、治療するまで以下のような行動はなるべく避けるべきです。
・患部を触る
・口内を直接冷やす
・飲酒する
・入浴する
・激しい運動をする
・刺激の強いものを食べる
各項目について詳しく説明します。
患部を触る
虫歯の痛みがひどいときは、どうしても患部の状態が気になるかと思います。
しかし、どれだけ気になっても、まだ治療していない部分をむやみに触るのはNGです。
例えば舌で虫歯の穴が開いた部分を押すなどすると、それが刺激となって症状が悪化してしまうおそれがあります。
また特に注意したいのが、指で直接患部を触る行為です。
しっかり手指消毒をしていない場合、指から細菌が患部に侵入するリスクが高まります。
ちなみに、虫歯の穴に詰まった食べカスが原因で、痛みが強くなっているというケースもあります。
このようなケースでは、歯ブラシで食べカスを取り除くことで痛みがましになることが考えられます。
逆に爪楊枝などを使用すると、患部への刺激が強くなってしまうおそれがあります。
口内を直接冷やす
虫歯の痛みがひどいときの応急処置としては、患部を冷やすことが挙げられます。
具体的には、頬側に濡らしたタオルなどを当てて冷やす方法が挙げられます。
しかし、このとき注意したいのは、口内を直接冷やしてはいけないということです。
例えば、氷を口の中に含むなどの行為は、患部への刺激が強く痛みが増してしまう原因になり得ます。
また虫歯が進行すると歯髄に影響を与え、刺激に敏感になることで歯がしみることがあります。
冷たい氷を口内に入れると、こちらの知覚過敏の症状も強くなるおそれがあります。
飲酒する
虫歯の痛みがひどいときには、お酒を飲むことも控えるのが無難です。
アルコールを摂取すると血行が良くなり、神経にまで達した虫歯の炎症が激しくなります。
その結果、さらに痛みを増すことが考えられます。
またアルコールに含まれる糖分は、虫歯の原因にもなります。
例えばビールやチューハイ、カクテルや日本酒などの醸造酒は、多くの糖分が含まれているため注意が必要です。
ちなみに、飲酒後はブラッシングが面倒になり、ついそのまま寝てしまうケースも多いです。
このような場合、翌日虫歯の痛みが非常に強くなっていることが予想されます。
入浴する
入浴をする際は、しっかり湯船に浸かりたいという方も多いかと思いますが、虫歯の痛みが強いときは避けるのが無難です。
長時間入浴すると血行が良くなり、虫歯の痛みが増してしまうことがあります。
また患部からの出血が見られる場合は、なかなか血が止まらなくなることも考えられます。
ちなみにシャワーを浴びる程度であれば問題ないですが、長時間シャワーに当たり続けるのは湯船に浸かるのと同じであるため、避けなければいけません。
さらに、お湯の温度はぬるめに設定しておくのもポイントです。
激しい運動をする
虫歯が痛むときに激しい運動をすると、心拍数や血圧が上昇し、治療部位の痛みが増加する可能性があります。
そのため、ジョギングや筋トレなどは控えるのが無難です。
また野球やサッカーといったスポーツも、虫歯が痛むときには行わないようにしましょう。
試合中は歯を食いしばることにより、歯の痛みが強くなりやすいです。
さらに口内が乾燥してしまい、唾液の持つ抗菌作用や自浄作用も得られなくなる可能性があります。
刺激の強いものを食べる
虫歯の痛みがひどくても、歯科クリニックに通うまでは食事を摂らなければいけません。
このとき、刺激の強いものは摂らないようにしましょう。
刺激が強いものは、患部を触るときと同じように、痛みを引き起こす原因になります。
具体的には熱いものや冷たいもの、唐辛子などの香辛料や硬い食べ物、柑橘類などの酸っぱい食べ物を避けるべきです。
またチョコレートやキャラメルなどの甘いものも、刺激が強い食べ物に該当します。
逆に食べても問題のないものとしては、汁物やスープ類、おかゆなどのほとんど噛まなくても良いものです。
これらは温度を高くしすぎないように注意しなければいけません。
主食系のもの以外でいうと、茶碗蒸しやヨーグルト、ゼリー飲料なども虫歯の痛みがひどいときにはおすすめです。
まとめ
虫歯の痛みが強いときは、とにかく患部に悪影響を及ぼす行動を避け、早めに歯科クリニックに通うことが大切です。
ただ単に耐え続けていても、自然に虫歯が完治することはありません。
また痛みを放置した場合、そのうち痛みがなくなるタイミングが訪れますが、こちらは完治したわけではなく神経が死滅している可能性が高いです。
神経が死滅すると大規模な治療が必要なため、必ず痛みがあるうちに治療しなければいけません。