【広島市中区宝町の歯医者で虫歯治療】学生が虫歯を放置することのデメリット

虫歯は老若男女問わず発症するものです。
そのため、大人になってから苦しむこともあれば、子どものうちに苦しむこともあります。
また学生の子どもについては、食生活の問題やブラッシングの意識などが原因で、特に虫歯を発症しやすいです。
今回は、学生が虫歯を放置することのデメリットについて解説します。

目次

学生が虫歯を放置するデメリット6選

学生が虫歯を治療せず放置していると、以下のようなデメリットにつながります。

・学力が低下する
・コミュニケーションに支障が出る
・いじめのリスクが高まる
・部活動に支障が出る
・成長期の栄養が不足する
・永久歯に悪影響を及ぼす

各項目について詳しく説明します。

学力が低下する

学生による虫歯の放置は、学力の低下につながるおそれがあります。

虫歯を発症すると、当然口内には痛みや不快感が生まれます。
こちらは授業中の集中力を低下させ、学習意欲を削いでしまうことにつながります。

また虫歯の痛みがひどい場合、睡眠にも悪影響が出ます。
睡眠不足のまま学校に通うことにより、日中の授業への集中力はさらに低下します。

もちろん、学習塾での授業も集中できなくなるため、親御さんにとっては月謝などの費用が無駄になるおそれもあります。

ちなみに、学校で行われる定期テストや受験時のテストでも、虫歯が痛む場合は本来の実力を発揮できない可能性が高いです。

コミュニケーションに支障が出る

コミュニケーションに支障が出ることも、学生が虫歯を放置するメリットの一つです。

学生にとって、友人とのコミュニケーションは非常に大切なものです。
大人になっても、いまだに学生時代の友人と遊ぶことが多いという方もいるでしょう。

しかし虫歯によって歯がボロボロになってしまうと、自然な笑顔がつくれなくなり、コミュニケーションに支障をきたしやすいです。

また虫歯で歯を失ってしまった場合、発音の妨げになることも考えられます。
うまく発音ができないと、自身の言葉が相手に伝わらず、もどかしさを感じてしまいます。

もちろん、相手にとっても言葉を何度も聞き返すことになるため、あまり良い印象を与えられません。

いじめのリスクが高まる

多感な学生が虫歯を放置することで、いじめのリスクが高まることも考えられます。

いじめは大人よりも、子どもによって行われることが圧倒的に多いです。
子どもは心が未熟であり、ストレスや不満を抱えたとき、解決手段として他人を攻撃してしまう傾向にあります。

また子どもは大人と比べて、口にして良い言葉としてはいけない言葉の区別がついていません。
そのため、ときには非常に残酷な言葉をかけてしまうこともあります。

例えば虫歯を放置していることにより、歯の見た目が悪くなったり、口臭が出ていたりすると、子どもはそのことについてダイレクトに指摘します。
大人であればオブラートに包むところですが、子どもの場合はそうはいきません。

このような指摘がエスカレートし、結果的に虫歯の学生をターゲットにしたいじめに発展する可能性があります。

部活動に支障が出る

学生の中には部活動を行っている方も多いですが、虫歯の症状がひどい場合は部活動にも支障が出ます。
特に運動部の場合、痛みやさらなる虫歯の悪化につながりやすいです。

部活動で身体を動かすことにより、歯に振動や衝撃が加わると、虫歯の痛みがひどくなることがあります。
また虫歯で歯がボロボロの場合、身体を動かすときに踏ん張ったり、素早く向きを変えたりすることも難しくなります。

さらに、部活動中にはスポーツドリンクを摂取することも多いですが、こちらは糖分が多く虫歯が悪化するリスクが極めて高いです。

成長期の栄養が不足する

学生が虫歯を放置するデメリットとしては、成長期の栄養が不足することも挙げられます。

成長期は、子どもの身長や体重が大きく伸びる思春期前後の数年間です。
特に第二次成長期を指すことが多く、男子の場合は11~16歳、女子の場合は10歳~15歳前後を指しています。
この時期にしっかりと栄養を摂取することにより、学生の子どもは大きく成長できます。

しかし虫歯を放置している場合、歯が痛むことから食べられるものに制限が出ます。
その結果、栄養が不足して成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。

永久歯に悪影響を及ぼす

学生が乳歯の虫歯を放置している場合、今後生えてくる永久歯にも影響が出ることが考えられます。

乳歯の虫歯が進行して歯根の先端に膿が溜まると、その下の永久歯の形成異常につながります。
また乳歯を虫歯で早めに失ってしまった場合、将来生えてくる永久歯の歯並びが悪くなる可能性もあります。

さらに口内の虫歯菌が増殖することで、単純に今後生えてくる永久歯も虫歯になりやすいです。

まとめ

学生の中には、まだまだ虫歯予防への意識が低い方も多いかと思います。
親御さんにブラッシングの大事さを伝えられたとしても、自身でそれを理解するのは難しいです。
しかし、だからといって虫歯を放置して良いというわけではありません。
前述した通りさまざまなデメリットにつながるため、なるべく早く歯科クリニックに通院してください。

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