【広島市中区宝町の歯医者で虫歯治療】虫歯治療時におけるマナー違反について

虫歯治療を受ける際、患者さんはお金を支払い側の立場とはいえ、ある程度マナーを守った行動を取らなければいけません。
そうしなければ、歯科クリニックや他の患者さんの迷惑になったり、虫歯治療を進めにくくなったりします。
今回は、虫歯治療時におけるマナー違反の例について解説します。

目次

受付・待合室でのマナー違反

歯科クリニックの受付、待合室でのマナー違反には、主に以下のことが挙げられます。

・予約時間に遅刻する
・無断キャンセル
・来院時のブラッシングを怠る
・強いニオイを発生させる
・待合室で騒ぐ
・問診票を正確に記入しない
・マスクを着用しない

ほとんどの歯科クリニックでは、予約制を採用しています。
予約制の場合、遅刻は他の患者さんの診療スケジュールに影響を与えるため、遅れる場合は必ず事前に連絡しましょう。

また虫歯治療の無断キャンセル・度重なるキャンセルは、歯科クリニックに多大な迷惑をかける行為です。
悪質な場合、今後の治療を断られる可能性もあります。

さらに、治療前にブラッシングをするのは患者さんのマナーとされています。
清潔な口腔内で診療を受ける準備をしましょう。

ブラッシングをする場合であっても、ニンニクやコーヒーなど、強いニオイの飲食物は治療中の医師や他の患者さんの迷惑になるため控えましょう。
これらの飲食物は、ブラッシングをしていても胃の中からニオイが出てくるため、完全にニオイを消すことが難しいです。

粘着性の高い食べ物も、ブラッシングにおける磨き残しにつながりやすいため、控えるべきです。
例えばキャラメルやお餅といった食べ物のほか、クッキーやビスケットなど唾液を含むとやわらかくなるものも避けましょう。

もちろん、待合室では他の患者さんがリラックスして待てるよう静かに過ごします。
子ども連れの方などは、子どもが大きな声を出さないようにしっかり様子を見ておかなければいけません。

問診票については、持病や服薬状況など治療に関わる重要な情報を記入するためのものであるため、正確に記入しましょう。

ちなみに、近年は少しずつ減少しつつありますが、感染症対策などでマスク着用を求められている場合は必ず指示に従いましょう。

虫歯治療中のマナー違反

歯科クリニックで虫歯治療を受けている最中には、以下のマナー違反をしないように注意が必要です。

・治療を勝手に中断する
・治療内容を聞かない
・勝手に治療器具に触れる
・治療中にスマートフォンを見る
・診察台での無駄な動き

虫歯治療は、絶対に患者さんの独断で中断してはいけません。
特に神経の治療や仮歯の状態で放置すると、症状が悪化したり再治療が必要になったりする可能性があります。
もちろん、再治療を受ける場合は費用がかかりますし、通院の負担も増加します。

また虫歯治療を受けるにあたっては、治療方針を理解し、同意することが重要です。
治療方針の説明はしっかりと聞き、疑問点があれば積極的に質問しましょう。

もちろん、治療中の指示や今後のケアに関する説明も、しっかり聞く姿勢が大切です。

さらに、歯科クリニックで使用する治療器具などについては、衛生面や安全面から絶対にやめましょう。
治療中口を開けているだけで暇になることもありますが、スマホを見るなどすると治療に集中できず、事故の原因にもなるため控えましょう。

ちなみに、体勢がしっくりこないなどの理由があったとしても、治療の妨げになるため診察台の上で無駄に動くのは避けるべきです。
もし動きたいのであれば、前もって歯科医師に許可を得た上で動きましょう。

勝手に動いてしまうと、歯を切削するための器具の位置がずれるなど、患者さんが危険な目に遭うこともあります。

服装、その他のマナー違反

その他のマナー違反としては、以下のことに気をつけましょう。

・不適切な服装、髪型
・濃いメイクやリップ

虫歯治療時は、治療の妨げになるようなパーカーやスカート、帽子などは避け、清潔で動きやすい服装を選びましょう。

パーカーはフードの部分が邪魔になり、診察台での姿勢が安定しないことにつながります。
スカートについては、診察台で足を開く必要があるため、動きにくくなります。

髪型については、髪が長い方はそのままおろした状態で診察台に座ることが望ましいです。
例えばポニーテールやお団子などにすると、頭の安定感がなくなってしまい、治療がしにくくなります。

また濃いメイクについては、虫歯治療中に顔に水などがかかることがあるため、なるべく控えましょう。
リップについても、器具に付着することで虫歯治療に影響を及ぼすことが考えられます。

まとめ

虫歯治療のマナー違反についてあれこれ解説してきましたが、これらのマナーを守ることは決して難しいことではありません。
要は事前準備をしっかり行い、当日は治療の妨げにならないことをしなければ良いということです。
もちろん、虫歯治療を受けずに済むのであれば、それに越したことはありません。
そのため、日頃からブラッシングをはじめとしたセルフケアは怠らないようにしましょう。

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