【広島市中区宝町の歯医者・小児歯科】乳歯に関する質問にお答えします

子どもを持つ親御さんは、日々子どもの成長を見るのが楽しくて仕方がないかと思います。
子どもはあっという間に大きくなり、手がかからなくなってくるものです。
また小さな子どもを持つ方は、子どもの歯に関することについて、多くの疑問を抱いていることでしょう。
今回は、乳歯に関するさまざまな質問にお答えします。

目次

乳歯は何本生える?

乳歯の本数は全部で20本です。
一般的には、生後6か月〜3歳頃までに生え揃います。

乳歯が生える順番は?

下の前歯から生え始めるのが一般的ですが、個人差があります。
別の部分から生え始めても、特に問題がないケースもあります。

乳歯が生える時期が遅いけど大丈夫?

1歳を過ぎても、1本も乳歯が生えない場合は、歯科クリニックの受診を検討してください。

歯茎に白い塊があるのは大丈夫?

子どもの歯茎には、歯以外に白いポチポチのような塊があることがあります。
こちらは上皮真珠(じょうひしんじゅ)と呼ばれるもので、自然に消失することが多いため、そこまで心配する必要はありません。

生まれつき歯が生えているのは問題?

子どもの中には、稀に生まれつき歯が生えている子がいます。
こちらは先天性歯というものですが、授乳に支障がある、または舌を傷つける場合は処置が必要です。

ブラッシングはいつから始める?

乳歯のブラッシングは、最初の1本が生え始めたら開始します。
このときは、ガーゼや幼児用の歯ブラシを使用します。

歯並びがすきっ歯なのは異常?

乳歯の時期は隙間がある方が、永久歯が並ぶスペースを確保でき理想的です。
そのため、最初はすきっ歯でも異常ではありません。

乳歯が斜めに生えてきた場合は?

乳歯が真っ直ぐではなく斜めに生えてきた場合でも、顎の成長に伴い改善されることが多いため、過度な心配は不要です。

乳歯のフッ素塗布はいつから?

乳歯のフッ素塗布については、歯が生え始めたらすぐに歯科クリニックで受けられます。
こちらは虫歯を予防するのに効果的です。

仕上げ磨きは何歳まで必要?

乳歯の仕上げ磨きについては、小学校卒業(12歳頃)までを目安に続けるのが理想的です。

乳歯は虫歯になっても生え変わるから放置して良い?

乳歯が生え変わるからといって、虫歯を治療せずに放置するのはNGです。
虫歯の状態をそのままにしていると、永久歯の質や歯並びに悪影響を及ぼします。

乳歯が虫歯になりやすい場所は?

乳歯の虫歯が発生しやすいのは、奥歯の溝、上の前歯、歯と歯の間です。
親御さんは、仕上げ磨きのときこちらの部分のブラッシングを強く意識しましょう。

癒合歯と言われたらどうする?

癒合歯は、乳歯が隣の歯とくっついている状態です。
この場合は、生え変わりの時期のチェックが重要になります。

乳歯に黒い点があるのは虫歯?

乳歯に黒い点があるからといって、虫歯とは限りません。
単なる着色の可能性もありますが、念のため歯科クリニックでのチェックを推奨します。

シーラントとは?

シーラントは、奥歯の溝をあらかじめ樹脂で埋めて、虫歯を予防する処置です。
フッ素塗布と並ぶ、子どもの予防歯科治療の一つに数えられます。

大人からの虫歯菌の感染を防ぐには?

大人から子どもへの虫歯菌の感染を防ぐには、食器の共有やキスを避ける、また大人の口内を清潔に保つことが大切です。

子どもが歯をぶつけて抜けてしまったら?

すぐに乾燥させず牛乳や保存液に入れ、直ちに歯科クリニックを受診してください。
対応が遅れると、二度と歯を元に戻せない可能性があります。

乳歯が変色してきた場合は?

子どもの乳歯が茶色などに変色してきた場合、神経が死んでいるまたは内出血の可能性があるため、歯科クリニックの受診が必要です。

指しゃぶりは歯並びに影響する?

指しゃぶりが3歳過ぎまで続くと、出っ歯や噛み合わせのズレを招くおそれがあります。
そのため、3歳を迎えるまでに歯科クリニックなどの協力を仰ぎ、やめさせることが望ましいです。

乳歯が抜ける時期の目安は?

乳歯は一般的に、6歳前後から前歯が抜け始めますが、生え始めの時期と同じで個人差があります。

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた場合は?

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきてしまい、二重に生えている状態なら、乳歯の抜歯が必要な場合があります。

乳歯がいつまでも抜けない原因は?

乳歯がいつまでも抜けない場合、永久歯がもともと欠損している先天性欠損などの可能性があります。
歯科クリニックで診てもらいましょう。

グラグラしている乳歯は抜いても良いのか?

グラグラしている乳歯は、無理に抜かず自然に抜けるのを待つか、歯科クリニックで処置します。

まとめ

子どもの乳歯について気になる親御さんは、とにかく多くの知識を持っておくことをおすすめします。
そうすれば、トラブルが起こった場合でも迅速に対応できますし、子どもにとって良い選択につながる可能性も高いです。
また乳歯に関することで迷ったことや気になることがある場合は、迷わずに歯科クリニックに相談しましょう。
何事も自己判断で行うのは危険です。

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