「歯みがきのたびに歯茎から血が出る」「歯茎が赤く腫れてブヨブヨしている気がする」「前より歯が長く見えるようになった」といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
歯茎の変化は、痛みがないまま進むことがあります。「少し血が出るくらいなら」とそのままにせず、まずは今の歯茎の状態を知ることから始めてみてください。歯茎のチェックだけのご相談も、歯並びのご相談も承っています。
健康な歯茎はどんな色や状態?
健康な歯茎は、薄いピンク色で引き締まっていて、歯みがきをしても出血しにくいのが特徴です。
歯茎は、歯を支えるだけでなく、歯の根元を守る大切な役割があります。歯茎の状態は、鏡で次の4つを見るとわかりやすくなります。
- 色:薄いピンク色をしている
- 引き締まり:ブヨブヨせず、引き締まっている
- 出血:歯みがきをしても血が出にくい
- 表面:ツブツブとした小さなくぼみ(スティップリング)がある
色だけで判断せず、引き締まり具合や出血もあわせて見ることが大切です。
歯茎の腫れや出血は何のサイン?
歯茎が赤く腫れている、ブヨブヨしている、歯みがきで出血する、歯茎が下がってきた。こうした変化がある場合は、歯茎に炎症が起きている可能性があります。歯周病の始まりのサインのこともあります。
当院の歯周病のページでは、次のような症状をチェック項目として挙げています。
- 朝起きたときに口の中がネバネバする
- 歯みがきで血が出る
- 口臭が気になる
- 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
- 硬いものを噛むと痛む
- 歯が長くなった気がする
- 歯がグラグラする
- 歯が浮いている気がする
- 歯茎が赤く腫れる、膿が出る
当てはまる項目があっても、それだけで歯周病と決まるわけではありません。気になる項目があれば、一度歯科医院で確認してもらうと安心です。
歯肉炎から歯周炎へはどう進む?
歯周病は、歯茎だけに炎症がある「歯肉炎」から始まり、歯を支える骨が溶けていく「歯周炎」へと進みます。歯周炎が進むほど、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)が深くなります。歯周病の原因となる細菌は、この歯周ポケットに多くいます。
健康な歯茎と炎症のある歯茎の違いを、次の表にまとめました。
| 健康な歯茎 | 歯肉炎 | 歯周炎 | |
|---|---|---|---|
| 色 | 薄いピンク色 | 赤く腫れることがある | 赤く腫れる。進むと膿が出ることがある |
| 引き締まり | 引き締まっている | ブヨブヨしてくる | ブヨブヨする。進むと歯茎が下がり、歯が長く見える |
| 出血 | 歯みがきで出血しにくい | 歯みがきで出血することがある | 歯みがきで出血することがある |
| 歯周ポケットの目安 | 深くなっていない | 歯茎だけの炎症で、骨はまだ溶けていない | 軽度3〜4mm、中等度4〜6mm、重度6mm以上 |
| 痛み | ない | 痛みがなく、気づきにくい | 初めは痛みが出にくい。進むと硬いものを噛むと痛む、歯がグラグラする |
表は一般的な目安で、歯周ポケットの深さは歯科医院の検査で確かめます。
歯周病は痛みが出にくく、進んでいても気づきにくい病気です。そして、一度失われた歯茎や骨は元には戻りません。早い段階で気づき、進ませないことが大切です。
歯茎に炎症が起こる原因は?
歯茎の炎症の直接の原因は、歯の表面に付くプラーク(歯垢)です。プラークを取り除かずにいると、硬い歯石に変わります。歯石は歯みがきでは取れず、歯科医院で取り除く必要があります。
歯周病は、細菌による感染症です。歯周病と全身の健康との関係も指摘されています。
さらに、次のような因子は歯周病を進めやすくすると言われています。
- 喫煙
- 糖尿病
- 歯並び
- 歯ぎしり・くいしばり
- 合わない被せ物や入れ歯
- 不規則な食習慣やストレス
- 口呼吸
歯茎を守るために毎日できるケアは?
毎日の歯みがきに加えて、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを落とすことが大切です。歯ブラシだけで取れる汚れは、60%ほどと言われています。
ケアのポイントは次のとおりです。
- 歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に当て、小刻みに動かす
- 力を入れすぎず、1本ずつ磨くつもりで丁寧に動かす
- 歯と歯の間が狭いところはフロス、すき間があるところは歯間ブラシを使う
- フッ素配合の歯磨き剤やデンタルリンスもあわせて使う
歯間ブラシは、すき間に合ったサイズを選ぶことが大切です。出血が続くときは、磨き方だけの問題とは限らないため、歯科医院でご相談ください。
定期検診はどのくらいの間隔で受ければいい?
歯茎の健康を保つには、毎日のケアに加えて、最低でも半年に1回は歯科医院で定期検診を受けることをおすすめします。歯周病は痛みが出にくいため、症状がないうちに確かめておくことが大切です。
当院の予防歯科で行っている主な内容は次のとおりです。
- お口の中の診査
- スケーリング(歯石の除去)
- PMTC(専用の器具を使った歯のクリーニング)
- 歯みがき指導
歯周病の治療が必要な場合は、歯みがき指導とスケーリングから始め、歯周ポケットが深い場合は外科的な処置を行うこともあります。進行した歯周病の治療後は、1〜3ヶ月ごとのメンテナンスが目安です。
歯茎のチェックや定期検診のご予約は、WEB予約またはお電話で承っています。
歯並びは歯茎の健康と関係がある?
歯並びは、歯周病を進めやすくする因子のひとつです。歯が重なっている部分やねじれている部分は、歯ブラシやフロスが届きにくく、汚れが残りやすくなります。汚れが残る場所があると、その周りの歯茎に炎症が起こりやすくなります。
健康な歯茎を守るために、歯並びを整えることも選択肢のひとつです。歯並びが整うと汚れが残りにくくなり、毎日のケアがしやすくなることが期待できます。歯周病で乱れた歯並びを矯正で整えることは、歯周病のリスクコントロールの面でも意味があります。ただし、矯正をすれば歯周病にならないわけではなく、矯正後も毎日のケアと定期検診は欠かせません。
歯茎に炎症がある場合は、矯正より先に歯茎の治療を行います。炎症があるまま歯を動かすと、歯周病が進むおそれがあるためです。当院では、矯正のご相談でも歯茎の状態を確認し、必要な場合は先に治療を行います。
歯茎と歯並びが気になったら、無料相談で今の状態を確認できます
無料相談で行うこと
- お悩みやご希望のヒアリング
- インビザラインの仕組み・治療の流れのご説明
- 現在のお口の状態チェック
- 治療期間の目安・費用のご案内
- 気になること・不安なことのご相談
ご相談だけでも大丈夫です。治療を始めるかどうかは、ご説明を聞いたうえでゆっくりご検討ください。
装置が目立たない方法で歯並びを整えるには?
装置が目立つのが気になる方には、透明で目立ちにくいマウスピース矯正「インビザライン」という方法があります。
インビザラインは、厚さ0.5mmの透明なマウスピースを使う矯正で、金属を使いません。マウスピースを1〜2週間ごとに新しいものに付け替えながら、少しずつ歯を動かします。
食事や歯みがきのときはマウスピースを外せるため、いつもどおり歯ブラシやフロス、歯間ブラシで歯茎のケアを続けられます。一方で、取り外せる分、決められた装着時間を守ることが前提です。
当院ではインビザラインによる矯正治療を行っています。インビザラインで対応できるかどうかは、検査の結果をもとに判断します。
矯正治療の費用・期間・リスクは?
当院のインビザライン矯正は、健康保険が使えない自由診療です。どのプランになるかは、精密検査の結果をもとに判断します。
当院のインビザラインの料金(すべて税込・自由診療)
- 初診カウンセリング料:0円
- 検査費:15,000円(治療費に含まれます)
- インビザライン イージーケース1:350,000円
- インビザライン イージーケース2:550,000円
- インビザライン(全体):900,000円
- 調整費(管理料):0円
当院は、調整費・管理料を含めた総額をはじめにお伝えする料金体系(トータルフィー)です。デンタルローンによる分割払いにも対応しています。インビザラインで治療される方は、ホワイトニングが無料です。
治療期間は一律ではなく、歯並びの状態に合わせてご提案します。一般的に、前歯を中心に動かす部分矯正は数ヶ月〜1年程度、全体の矯正はそれより長くなりやすい傾向があります。通院は2ヶ月に1回程度に抑えることができます。歯を動かし終えたあとは、歯並びを保つための保定期間が別に必要です。
矯正治療には、次のようなリスクがあります。
- 歯の根が短くなる、歯茎が下がるといった変化が起こる可能性があります
- 歯と歯の間をわずかに削る処置(IPR)が必要になる場合があります
- スペースが大きく足りない場合は、抜歯をご提案することがあります
- 治療後に歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあり、保定装置(リテーナー)の使用が必要です
- 治療の初期やマウスピースの交換直後に、痛みや違和感が出ることがあります
- 矯正中のケアが不十分だと、虫歯や歯茎の炎症が起こることがあります
広島市中区で歯茎や歯並びを相談したい方へ
つつみ歯科クリニックは、広島市中区宝町にある歯科医院です。広島電鉄の比治山橋電停から徒歩圏、広島バスの保健所前バス停から徒歩3分で、駐車場もあります。診療時間は月〜金曜が9:30〜19:00、土曜が9:30〜17:00で、木曜・日曜・祝日は休診です。
当院では、歯茎のチェックや歯周病の治療、定期検診から、矯正治療まで院内で対応しています。当院の矯正治療は、すべて院長の堤武士が担当します。院長は歯学博士(九州歯科大学大学院)で、インビザライン認定医・アソアライナー認定医の資格を持ち、日本矯正歯科学会と国際歯周内科学研究会の会員です。院長は、インビザラインの治療実績が年間150症例以上の歯科医師に与えられる「ダイヤモンドプロバイダー」に、2023年から連続で認定されています。
矯正の歯型は、3Dスキャナー「iTero Element(アイテロ エレメント)」で取ります。院内の保育園では、治療中のお子さまを無料でお預かりしています。完全予約制です。
よくある質問
まとめ
健康な歯茎は、薄いピンク色で引き締まり、歯みがきで出血しにくい状態です。赤い腫れや出血、歯茎が下がるといった変化は、炎症のサインのことがあります。歯周病は痛みが出にくく、一度失われた歯茎や骨は戻らないため、フロスや歯間ブラシを使った毎日のケアと、最低でも半年に1回の定期検診が大切です。歯の重なりで磨きにくい場所がある方は、歯並びを整えることも選択肢のひとつです。「歯茎が気になる」「歯並びも整えたい」と感じたら、お気軽にご相談ください。
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参考情報
監修
監修:つつみ歯科クリニック 院長 堤武士(歯科医師・歯学博士・インビザライン認定医・日本矯正歯科学会 会員)
つつみ歯科クリニック
- 所在地:広島市中区宝町5-9 ウィング宝町ファイブ1F
- アクセス:広島電鉄 比治山橋電停 徒歩圏/広島バス 保健所前 徒歩3分/駐車場あり
- 診療時間:月〜金 9:30〜19:00(最終受付18:30)、土 9:30〜17:00(最終受付16:30)
- 休診日:木曜・日曜・祝日
- 電話:082-542-4618

