「矯正したいけれど、どの方法が自分に合っているのかわからない」「できるだけ目立たない矯正がしたい」「子供の矯正について相談したい」といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
矯正装置には、歯の表面に付けるもの、裏側に付けるもの、取り外しできるものなどがあり、見た目や通院、毎日のお手入れも装置によって変わります。「まだ何も決めていない」という段階でのご相談でも大丈夫ですので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
矯正装置にはどんな種類がある?
代表的な矯正装置は、マルチブラケット、デーモンシステム、リンガルブラケット、床矯正、インビザラインの5つです。当院の矯正歯科ページでも、これらの装置を紹介しています。
付ける場所と取り外しの可否で、3つのタイプに分けられます。
- 歯の表面に付けるタイプ:マルチブラケット、デーモンシステム
- 歯の裏側に付けるタイプ:リンガルブラケット
- 取り外しできるタイプ:床矯正、インビザライン
どの装置にも特徴と注意点があります。どれが合うかは、歯並びだけでなく、噛み合わせや年齢、顎の成長の状態によって変わります。
歯に付けるワイヤー矯正の装置にはどんな特徴がある?
マルチブラケット、デーモンシステム、リンガルブラケットは、歯に接着した小さな装置(ブラケット)にワイヤーを通し、その力で歯を動かす矯正装置です。治療中はご自身で取り外せません。
マルチブラケット(表側のワイヤー矯正)
歯の表面に1本ずつブラケットを付けてワイヤーを通す方法で、ワイヤー矯正の中でも広く用いられています。装置が付いたままなので装着時間を自分で管理する必要がなく、幅広い歯並びが治療の対象になります。
一方で、口を開けたときに装置が見えやすく、装置のまわりに汚れがたまりやすいため、歯みがきに手間がかかります。
デーモンシステム
デーモンシステムも歯の表面に付けるワイヤー矯正ですが、従来のブラケットとは違う仕組みのブラケットを使う装置です。
見た目やお手入れ、食事で気をつけることは、マルチブラケットと大きくは変わりません。この装置が歯並びに合うかどうかは、検査のうえで判断します。
リンガルブラケット(裏側のワイヤー矯正)
歯の裏側にブラケットとワイヤーを付ける方法で、表から装置が見えにくいのが特徴です。
一方で、表側の装置に比べて費用が比較的高く、調整に時間がかかる傾向があります。また、装置が舌に触れるため、慣れるまでは違和感や話しにくさを感じることがあります。
取り外しできる床矯正とインビザラインの特徴は?
床矯正とインビザラインは、どちらもご自身で取り外しできる装置です。
床矯正(子供向けの取り外し式の装置)
取り外しできるプレートに付いたネジを少しずつ締めて歯列を広げる装置で、顎が成長している途中の子供に使われます。成長の時期を利用して、永久歯が並ぶスペースをつくることがおもな目的です。
決められた時間付けることが前提のため、ご家庭での見守りが欠かせません。歯並びを細かく整えるために、別の治療が必要になる場合もあります。
インビザライン(透明なマウスピース型の矯正装置)
透明なマウスピースを歯にはめて歯を動かす方法です。当院のマウスピースは厚さ0.5mmで、金属を使いません。1〜2週間ごとに新しいマウスピースに付け替えて、少しずつ歯を動かします。
一方で、1日20〜22時間の装着を守ることが前提で、付けていない時間が長いと計画どおりに歯が動きません。歯の動かし方によっては、歯の表面に小さな突起(アタッチメント)を付けることもあります。当院ではインビザラインによる矯正治療を行っています。
5つの矯正装置の違いを比較すると?
5つの装置は、付ける場所、目立ちにくさ、取り外しの可否、主な対象がそれぞれ異なります。
| 付ける場所 | 目立ちにくさ | 取り外し | 主な対象 | 注意点 | |
|---|---|---|---|---|---|
| マルチブラケット | 歯の表面 | 装置が見えやすい | できない | 幅広い年代・歯並び | 歯みがきがしにくい、硬いものや粘りのあるものに注意 |
| デーモンシステム | 歯の表面 | 装置が見えやすい | できない | 幅広い年代・歯並び | お手入れや食事の注意はマルチブラケットと同様 |
| リンガルブラケット | 歯の裏側 | 表から見えにくい | できない | 見た目が気になる方 | 費用が比較的高い、調整に時間がかかる |
| 床矯正 | 歯の内側(プレート) | ワイヤーが見えることがある | できる | 顎が成長途中の子供 | 保護者の見守りが必要、別の治療が必要な場合がある |
| インビザライン | 歯全体(マウスピース) | 透明で目立ちにくい | できる | 大人(子供向けのインビザライン ファーストもある) | 1日20〜22時間の装着が必要、食事のたびに外す |
どの装置も自由診療で、治療期間は歯並びによって異なります。目立ちにくさだけでなく、項目全体を見て比べることが大切です。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いは?
大きな違いは、ご自身で取り外せるかどうかです。この違いが、見た目・通院・お手入れ・食事に関わってきます。
見た目
表側のワイヤー矯正は装置が見えやすく、裏側のリンガルブラケットや透明なインビザラインは表から見えにくい方法です。
通院
ワイヤー矯正は、ワイヤーの調整のために定期的な通院が必要です。インビザラインは1〜2週間ごとにご自身でマウスピースを付け替え、当院では通院を2ヶ月に1回程度に抑えることが可能です。
お手入れ
ワイヤー矯正はブラケットのまわりに汚れが残りやすく、歯ブラシの当て方に工夫が必要です。インビザラインは外して歯をみがけますが、マウスピース自体も清潔に保つ必要があります。
食事
ワイヤー矯正は装置を付けたまま食べるため、硬いものや粘りのあるものは装置が外れる原因になることがあります。インビザラインは食事の際に外しますが、食後に歯をみがいてから付け直す手間があります。
どの矯正方法が合うか、まずは無料相談でご相談ください
無料相談でできる5つのこと
- お悩みやご希望のヒアリング
- インビザラインの仕組み・治療の流れのご説明
- 現在のお口の状態チェック
- 治療期間の目安・費用のご案内
- 気になること・不安なことのご相談
無理な売り込みはしません。持ち帰ってご検討いただいて大丈夫です。
大人と子供で矯正装置の選び方が変わるのはなぜ?
大人と子供で選び方が変わるのは、顎が成長している途中かどうかで、できる治療が異なるためです。
乳歯と永久歯が混じる6〜10歳ごろは、顎がまだ成長している時期です。当院では、この時期に成長を利用して行う治療を「1期治療」、永久歯が生えそろってからの治療を「2期治療」としてご説明しています。
一般的に、1期治療では床矯正のように歯列を広げる装置が使われることがあります。当院では、子供のマウスピース矯正(インビザライン ファースト)も行っています。お子さまの歯の健康管理については、小児歯科のページもご覧ください。
大人は顎の成長が落ち着いているため、歯を動かして歯並びと噛み合わせを整える治療が中心になります。治療技術の進歩で矯正治療に年齢は関係なくなってきており、お仕事などのライフスタイルに合わせて治療法を選ぶことが大切です。
矯正治療の費用・期間とリスクは?
矯正治療は健康保険が使えない自由診療で、費用は装置や歯並びによって異なります。
当院のインビザラインの料金(すべて税込・自由診療)
- インビザライン イージーケース1:350,000円
- インビザライン イージーケース2:550,000円
- インビザライン(全体):900,000円
- インビザライン ファースト:500,000円
マルチブラケット、デーモンシステム、リンガルブラケット、床矯正は、装置や歯並びによって費用が異なるため、検査のうえでご案内します。
インビザラインの治療費は、調整費や管理料を含めた総額をはじめにお伝えする料金体系(トータルフィー)で、デンタルローンによる分割払いにも対応しています。
治療期間は歯並びや装置によって異なり、検査のうえで治療計画とあわせてお伝えします。歯を動かし終えたあとは、歯並びを保つための保定期間が別に必要です。
矯正治療には、次のようなリスクがあります。
- 治療の初期や装置の調整・交換の直後に、痛みや違和感が出ることがあります
- 装置のまわりに汚れが残ると、虫歯や歯ぐきの炎症が起こりやすくなります
- 歯の根が短くなる、歯ぐきが下がるといった変化が起こる可能性があります
- 治療後に歯が元の位置に戻る「後戻り」を防ぐため、保定装置(リテーナー)の使用が必要です
- 取り外し式の装置は、装着時間を守らないと計画どおりに歯が動きません
- 歯を並べるスペースが大きく足りない場合は抜歯をご提案することがあり、抜歯の有無は検査結果をもとに慎重に判断します
自分に合う矯正装置はどう選ぶ?
自分に合う矯正装置は、歯並び・噛み合わせ・年齢・生活スタイルをふまえ、検査の結果をもとに選ぶのが基本です。
- 歯並びと噛み合わせ:原因や歯を動かす量によって、合う装置は変わります
- 年齢と顎の成長:成長の途中の子供と、成長が落ち着いた大人では選べる方法が異なります
- 見た目の希望:治療中の見た目をどこまで気にするか
- 生活スタイル:装着時間を自分で管理できるか、食事や通院をどう考えるか
「目立たない装置がいい」というご希望があっても、歯並びによってはほかの方法が合う場合があります。当院では、無料相談でご希望を伺い、精密検査で歯並びや噛み合わせを確認したうえで、歯並びに合った方法をご提案します。
広島市中区で矯正方法を相談したい方へ
つつみ歯科クリニックは、広島市中区宝町にある歯科医院です。広島電鉄の比治山橋電停から徒歩圏、広島バスの保健所前バス停から徒歩3分で、駐車場もあります。
当院の矯正治療は、すべて院長の堤武士が担当します。院長は歯学博士(九州歯科大学大学院)で、インビザライン認定医・アソアライナー認定医の資格を持ち、日本矯正歯科学会の会員です。院長は、インビザラインの治療実績が年間150症例以上の歯科医師に与えられる「ダイヤモンドプロバイダー」に、2023年から連続で認定されています。
歯型は3Dスキャナー「iTero Element」で取り、必要に応じて高性能CTで歯の根や骨の状態も確認できます。また、院内の保育園で、治療中のお子さまを無料でお預かりしています。託児は完全予約制です。
よくある質問
まとめ
矯正装置には、表側・裏側に付けるワイヤー矯正と、取り外しできる床矯正やインビザラインがあります。どの装置にも特徴と注意点があり、合う方法は歯並びや噛み合わせ、年齢、生活スタイルによって変わります。当院では院長が歯並びと噛み合わせを確認し、合った方法を費用と期間の目安とあわせてご説明します。迷ったら、まずは無料相談でご相談ください。
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参考情報
監修
監修:つつみ歯科クリニック 院長 堤武士(歯科医師・歯学博士・インビザライン認定医・日本矯正歯科学会 会員)
つつみ歯科クリニック
- 所在地:広島市中区宝町5-9 ウィング宝町ファイブ1F
- アクセス:広島電鉄 比治山橋電停 徒歩圏/広島バス 保健所前 徒歩3分/駐車場あり
- 診療時間:月〜金 9:30〜19:00(最終受付18:30)、土 9:30〜17:00(最終受付16:30)
- 休診日:木曜・日曜・祝日
- 電話:082-542-4618

